こんにちは、広報担当Aです。
寒暖差の激しかった日々から一転、いよいよ今週から本格的な冬到来となるようで、寒さに怯え震えております…((((;゚Д゚))))ガクガク
今シーズンは暖冬予報が出ていますが、果たしてどれほど穏やかな冬になるのでしょうか…(´-ω-`)ウ~ム
さて先週、真砂コミュニティーセンターにて社内講習会が開催されました。
9月中旬以来、2回目となる今回は、20~50代と幅広い年代の15名程のスタッフが集まり「設計事務所の工事監理」というテーマで、現場監理を多く担当している部長Uが講師を務め、建築・建設業界の現状や建築士が置かれている環境や役割、工事監理の目的や内容、監理で重要なポイントを具体的事例や図解を交えながら話してくれました。
人生経験もさることながら、この道50年近い豊富なキャリアを持つUは「監理とは何か」だけでなく、かの有名な哲学者アリストテレスの思想や言葉を参考にして「建築で大切なこと」を受講者達に説明してくれました。
世界では各地で土地の収奪や宗教などによる争いが繰り返され、その影響により日本も経済的に厳しい状況にあります。
また、経済だけでなく、学校教育や人々の心にも大きな変化をもたらしています。
一方でAI技術やITを通じて生活が便利になると同時に、何か大切なものが失われていくような気がしてなりません。
AIやITの計算・生産能力は非常に高いですが、使い方を誤ると人類にとって恐ろしい未来をもたらすリスクもあるように感じます。
アリストテレスは「人間は“社会的動物”であり、人との深いつながりなしには幸福な人生は考えにくい」と述べています。
人とのコミュニケーション能力や、“心”のあり方が重要な場面では、どんな優れたAIもITも人間を凌駕することはできないでしょう。
特に建築は社会基盤を創造する重要な仕事であり、対人間同士でのコミュニケーションが不可欠ゆえ、ITに頼りっきりではコミュニケーション不足が思わぬ結果を招くこともあります。
そのため、どんなに文明が発展しても、生産性向上と同じくらいに正しい情報やコミュニケーションも大切にしながら、仕事に誇りを持って社会貢献していきたいものです。