こんにちは、広報担当Aです。
10月になりました。
個人的には9月はあっという間に過ぎ、気がついたら10月になっていた感覚です。
世間一般的には10/1が衣替えということで、弊社でも制服組は秋冬仕様に切り替わりましたが
10月は朝晩は涼しくなってきても、日中はまだ暑い日が多いんですよね…^^;;
今時は夏の衣替えは5/1、秋は11/1と1ヶ月ずらしてもいいような気がします。
さて、先月9/20(水)、一般財団法人木質構造の設計情報を共有する会様主催の
「2017年 木構造テラス構造設計スクール(後期)第5回」が
川崎フロンティアビルにて行われ、前回同様、所員Aが参加して参りました。
以下はAによるレポートです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
今回は
「非住宅木造建築の確認申請の勘所」
「構造実験の見学」
についての講習でした。
非住宅木造建築は最近増えてはいるものの、物件数は多くないので
平易に法的な位置づけと審査の要点を解説してもらったことで理解を深めることができました。
通常の筋かい壁と高耐力壁とを組み合わせた面内せん断試験も見学し、
加力中の壁の変形具合、破壊時の状況など構造的な基準と照らし合わせて理解できました。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
「非住宅木造建築」というのは読んで字のごとく住宅以外での木造建築物のことです。
公共建築物等木材利用促進法という法律において推進されている建築物のことであり
低層の場合、原則「木造化」、困難な場合には「内装の木質化」が求められています。
ちなみに対象となる建築物には
・学校
・病院や診療所
・運動施設(体育館など)
・社会福祉施設(保育園や老人ホームなど)
・社会教育施設(図書館など)
・高速道路のSAやPA
などといったものが挙げられています。
これらの建築物は、弊社が過去から現在に至るまでに設計してきた物件の中で既に存在し
これから更に増えていくと思われますが、同時に非住宅木造建築物では構造計算も
これまで以上に更に重要視されるようになります。
普段、構造設計を担当している所員Aにとって更なる研鑽の場であり
弊社にとっても所員の更なるスキルアップは実に頼もしいものです。
この木構造テラススクールは今後もあと数回続く予定です。
所員Aは講習日程と仕事の都合が合えばまた参加するという意気込みを語ってくれています。
また参加次第、随時更新していきますので、次回をお楽しみに^^