こんにちは、広報担当Aです。
GW以降、待ち遠しかった7月の3連休が始まります。
来週以降、夏休みに入る子供達も沢山いそうですね。
…が、第7波突入とのことで、コロナ禍以降、3度目の夏の今年も「コロナの夏」となってしまいそうです。。。
3年目の夏ともなると、熱中症対策で「周囲に人がいない屋外では、マスクを外してもOK」と政府からのアナウンスはありました。
しかし、人間は不思議と慣れる生き物かつ日本人は大変真面目な国民性だからか、この第7波を受けて屋外でもマスクを外してる人はあまり見かけないような気がします。
いくつ波がやってきても、それでも経済を回し続けていくために、暑さに耐えつつ、マスク生活と手洗い・うがいなどの感染予防策は継続していくのみです。
さて、先月のことですが、千葉市の『(仮称)幕張新都心若葉住宅地区小学校プロポーザル』において、弊社と㈱能城綜合企画設計事務所様の共同体が優先交渉権を獲得し、その後、無事に契約させていただきました。
千葉市に本社がある弊社としては、『千葉市内で新設学校の設計を手掛ける』ということは長年の悲願であっただけに、本当に嬉しい限りです!
幕張新都心内では、約30年程前から「幕張ベイタウン」として集合住宅や商業施設等が続々と建設されてきましたが、新たにJR検見川浜駅寄りにある若葉住宅地区には、文教施設の他、3年程前からタワーマンション2棟が建設され、今後も更なる集合住宅や商業施設等の建設が予定されています。
現在、幕張新都心内の小学校では、打瀬小学校のみが通学指定区域となっていますが、かねてからの幕張ベイタウン地区に加え、若葉地区全ての児童も受け入れるとなると、さすがに規模的に不可能ということで、新たな小学校の設置が急務となったのが今回のプロジェクトでした。
弊社では
・「変化・多様性」に則した新しい学校のかたち
・周辺環境に配慮した幕張新都心・若葉住宅地区に相応しい配置計画
・子供たちの日々の学習環境を第一に考えた、機能的でわかりやすい平面計画
・様々な学習形態の展開及び学級数変動に柔軟に対応できるフレキシブルな計画
・環境、エネルギー教育の発信拠点となる地球温暖化対策への貢献
をコンセプトに掲げ、数々の提案をさせていただきました。
弊社の所員達が小学生時代を過ごした昭和~平成中期頃と比べ、時代も人々の感覚も当時とは大きく変化しているため、正直、令和時代の小学校設計にあたっては、次々と枝葉に分かれていくように検討しなければいけないことが沢山ありました。
でも、それが種となり、大地に根を張り巡らすように、いつかどこかで地域や子供たちにとって様々な形で大きな社会貢献や人間形成につながることを願って、胸を張って企画したつもりです。
少子化が進む今の時代だからこそ、日本の将来を託す子供たちは大切な存在です。
この小学校の存在が未来へのプレゼントとなってくれることを願い、今後も張り切って設計業務を進めて参ります。