こんにちは、広報担当Aです。
一昨日10/17(月)、当社の構造設計部のAとOが、㈱マイダスアイティジャパン様主催の
「実務から見たCLT工法の構造設計 ~midas iGenを活用した設計方法~」の
講習会に参加してきました。
CLTとは「Cross Laminated Timber」の略称で、欧州で開発された工法のことを言います。
板の層が各層で互い違いに繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。
出典:(一社)日本CLT協会 http://clta.jp/clt/
近年、様々な建築物で使われている素材なので、どこかで見かけたことはありませんか?
以下、Oのレポートをお伝えします。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
現代において需要が高まっているCLTの実務的設計方法を学ぶべく参加しましたが、
基本的な性質・材料特性・メリット&デメリットを知ることができました。
日本において、高層や大規模木造建築物を造るためには、
越えなければならないハードルが多々ありますが、実現すれば設計の幅が広がり、
より良い建築物ができるのではないかと感じました。
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日本人はやはり、昔から“和”を大切にする心と環境で育っているせいか
木の温もりは日本の建築文化を継承する意味では欠かせない素材です。
だからこそ余計にCLT工法は日本人にとっても馴染みやすいのではないかと考えます。
これから4年後の東京オリンピックに向けて、新・国立競技場が現在建設中ですが、
「木と緑のスタジアム」がコンセプトなので、ここにもCLT工法が使われるかも?しれませんね^^