こんにちは、広報担当Aです。
先週6/8(木)、遂に関東甲信越地方も梅雨入りしましたね。
気温自体はそんなに高くなくとも、湿気でジメジメと蒸し暑~い季節の到来です。
洗濯物も乾きにくく、カビも発生しやすい季節ですね…(==)
猛暑はイヤだけど、個人的には既に梅雨明けが待ち遠しいのであります(^^;;ゞ
さて先日、所員O&Y&Tが設計を担当した、野田市にある「江戸川病院」にて現場見学会が行われました。
流山街道からの外観
このブログの読者様の中には「おや?」と思った方もおられるかもしれませんね。
そうです、実は江戸川病院では3年前にも現場見学会を行っておりました。
コロナ禍を越えて、大人数が集まっての見学会も実に久々となります。
所員Yによると「メインの外観は病院らしい清潔感をイメージして白と黒のストライプ柄とした。白と黒が均等な繰り返しになるように寸法を調整したり、竪樋を躯体の凹凸に入れ込むなどの工夫して、ストライプがきれいにみえるようにこだわりを持って設計した。また、1階にぐるりと回る庇や側面のバルコニーは、前回に設計した江戸川病院(D+F棟)にあわせて白色の水平ラインとしている」とのことです。
また、今回は江戸川病院様のロゴマークも弊社にてデザインさせていただきました。
江戸川の「江」の字をモチーフに、川や緑の自然の豊かさ+昇る太陽を組み込んだデザインとなっています。
今回は既存のE棟に、新たにG棟を増築して造られたもので、6階建で全279床(各階に1つの病棟で合計5病棟)あります。
案内板
1階には総合受付を挟んで、科ごとの外来エリアが分かれています。
総合受付カウンター
外来待合①
外来待合②
そして、バックヤードには医局も広く設けられています。
医局
現代では、ハードワークのお医者様方にも働き方改革が求められています。
そうした時代の背景に対応するため、緊急時以外は身体を休めることができる広い当直室とシャワールームも完備されております。
当直室
当直シャワールーム
2~4階には内科の療養病棟があり、ナースステーションや食堂・談話室は開放的な作りになっています。
内科スタッフステーション
内科病棟 食堂・談話室
病室内や浴室・トイレ等の設備は前回のD+F棟とほぼ同様ではありますが、5~6階の療養病棟では病室内はもちろん、廊下やナースステーション、扉や窓にも患者様の安全性に配慮した様々な対策を取らせていただきました。
病室(4床分)
スタッフステーション
光庭
病棟引手
今回も前回同様に、患者様にとっては安心して過ごしやすく、医療従事者の方々にとっては働きやすい環境を一つ一つ丁寧に設計いたしました。
入院中には、様々な制約や不自由が生じるものですが、担当者達が設計に込めた思いが患者様に届き、通院及び入院中の方々が生きる力と明るい希望を抱けることを心から願っております。