こんにちは、広報担当Aです。
さて、この度、銚子市の『（仮称）東部地区中学校プロポーザル』において、弊社と銚子市にある㈱織田吉郎建築設計事務所 様との共同体が当選いたしました。
※日刊建設新聞 千葉県版 令和４年９月６日(火) 掲載
これまでも銚子市内では官公庁・民間問わず、様々なお仕事をさせていただいてきましたが、官公庁のお仕事としては実に７年ぶりのご縁となるので、とても嬉しいです^^
弊社では
・銚子の明るい未来・夢を持つ生徒を育て、地域交流を生み出す統合中学校
・地域住民の利便性を図り、災害時の最大拠点としての地域保護
・回遊性を確保したコンパクトな校舎により、効率的な教室間移動の実現
・浸水災害に備え、道路との高低差を考慮した安全・安心な学校
・日本一早い日の出、洋上風力発電など、現在の調子に相応しい学校
をコンセプトに掲げ、数々の提案をさせていただきました。
ご存じの通り、銚子市は千葉県の中でも最東端にあり、太平洋や利根川に面した地域性ではありますが、それゆえ東日本大震災当時、津波によって銚子マリーナが壊滅的被害を受けた他、2,600棟以上の建物の損壊、道路の損壊や液状化被害を受けました。
海や川が近い地域性や田んぼだった地盤など、銚子市特性の様々な環境があるからこそ、その一つ一つに目を向け「問題点は、こうして解決します」と、過去の災害の教訓を生かし、被害を最小限に留めるための提案も沢山盛り込みました。
学校生活においても、津波・洪水等の浸水災害時及び台風・強風時には学校関係者の身の安全保護はもちろん、地域の避難所としての機能も果たせるよう建物内に様々な工夫をこらし、また、工事中及び校舎が建った後にも学校関係者や近隣住宅地への様々な弊害が及ばない配慮をいたします。
灯台のように地域を照らし、街の結び目となるように。
生徒の安全・周辺住民の生活を守り、地域のよりどころとなるような学校を創って参ります。
