㈱千都設計ブログ「日々是切磋琢磨」

千葉市美浜区の㈱千都建築設計事務所のブログです。業務や社内のコトなど、あれこれ綴っていきます。

国立科学博物館 ~常設展~

こんにちは、広報担当Aです。

 

前回のブログで、東京・上野の国立科学博物館(以下、科博)の「宝石展」の話をしましたが、終盤で予告していた通り、今回は常設展の方についての記事を書きたいと思います。

 

このブログを読んで下さっている方の中には、既に科博に足を運んだことのある方も多いかもしれませんが、実は私Aにとっては人生で初めての訪問であり、訪れるキッカケとなったのは、弊社が業務で関わらせていただいた千葉県内の某博物館との出会いでした。

 

県立の博物館でもこれだけ素晴らしいのだから、国立である科博ならもっとすごいかも?と興味を持ったのですが、感想は控えめに言って「素晴らしい!何故もっと早く子供の時や若い時に訪れなかったのか…!」でした。

 

訪れた日は、あまり時間がなかったので駆け足気味に回ったのですが、時間があればもっとゆっくりじっくり見たかったくらいです。

 

国立科学博物館の説明は下記リンク先からご参照いただければ幸いですが、

ja.wikipedia.org

2020年度時点での所蔵作品数は485万5,000点を超えており、その中で常設展示されているのはわずか0.3%ほどの14,000点だそうです。

 

倉庫に大事に保管されていると思われる残りの約484万点には一体どんな作品が含まれているのか気になるところです。

 

館内には沢山の生き物たちの剝製や植物標本が所狭しと展示されており、その中にはかの有名な忠犬ハチ公や映画「南極物語」で有名になったタロとジロのうち、ジロもいます。

 

個人的に、剥製の前でしばらく立ち止まってガン見してしまったのはヒグマでした。

デカイ…、とにかくデカイです…。

人間など彼らの力の前には無力であり、とてもじゃないけど対峙できそうなどありません。

 

日本では北海道にのみ生息しているヒグマですが、自然界の中で彼らには彼らの生きるテリトリーも必要であるとして、自然界に人間が踏み込み過ぎることなく、越えてはいけない一線は守るなど、弊害をもたらさずに共存していければいいのですが…。

 

そして、化石ゾーンではアンモナイトの他、8,500万年前に日本近海に生息していたフタバスズキリュウや、1,300万年前に日本にも生息していたとされるパレオパラドキシア等の標本もあり、本当に遥か昔には恐竜や海獣がいたのだなぁと感じることができます。

彼らの子孫が、今のカバだったりセイウチになってるのかも?とか、思いを馳せながら眺めていました。

 

ちなみに現在、この世に現存している「鳥類」は、“恐竜の子孫”ではなく、恐竜そのものだそうですね。

空飛ぶ恐竜として知られる「プテラノドン」が進化?退化?したのが、今の鳥たちの姿なのでしょうか?

 

現在、日本国内では野生・海洋併せて3,772種もの生物や植物が、絶滅危惧種として環境省レッドリストに掲載されており、その中で有名なものとしては、イリオモテヤマネコ・ラッコ・ジュゴンコウノトリサンショウウオ等があります。

 

地球温暖化など環境破壊が進み、近年になって我々人間はようやく本格的に環境保護に向けて動き出したものの、どれくらいの効果がもたらされるのかはわかりません。

それでも、3,772種の内の一つでも多くの個体が、この先の遥か遠い未来までもその存在が続いてくれることを願うばかりです。

 

科博内を見ているとだんだん、映画『ナイトミュージアム』のように、「もしかしたらここにある展示物達は夜な夜な、館内に誰もいなくなったら動き出したり、お喋りしてるのかしら?」と映画のような妄想を掻き立てられてきます(^皿^)

 

…と、まだまだ書きたいレポは沢山あるのですが、あまりの圧倒的な展示数の多さにとてもじゃありませんが書き尽くせないため、この辺で。

 

興味を持たれた方は、このGWにでも現地に足を運んでみることをおすすめいたします。

 

あ、前回の宝石展同様、常設展も事前予約が必要な上に、人気でだいぶ予約が埋まっておりますので、ご興味のある方はお早めにどうぞ♪(^^)/~~~