こんにちは、広報担当Aです。
あっという間に2月最終営業日を迎えました。
2月といえば、弊社では例年なら節分の豆まきを行っておりましたが、コロナの影響でそれも叶わず…。
節分という名の通り、本当の意味での新しい1年の幕開けとなる日だったので、コロナに負けじと鬼退治と行きたかっただけに残念です。
来週には3月になります。
慌ただしい年度末の始まりとなりますが、春の訪れと共に暖かさがやってくることと、第三波が今より更に落ち着いてくれたら…。
ここで一つ、法話をご紹介させていただきます。
「耐雪梅花麗」(雪に耐えて梅花麗し)
これは歴史の偉人 西郷隆盛の言葉で、直訳すると「梅の花は、冬の厳しさや冷たい雪に耐え忍ぶからこそ、初春には美しい花を咲かせる」という意味になります。
人生に置き換えると「人間は多くの苦難や試練に耐え、乗り越えた時に必ず成長できる」という意味でもあることから、元広島東洋カープの投手で、メジャーリーグのニューヨークヤンキースでも活躍した黒田博樹さんも座右の銘としていたことで知られており、私にとっても苦難を耐える中で心の励みになる大好きな言葉です。
今、この時期はあちこちで梅の花が満開になっていますが、季節的な意味だけでなく、コロナ禍かつ第三波によって忍耐を強いられている私達に、もうすぐ春がそこまで近づいてきていることを教えてくれる存在として心が癒されます。
まさに西郷さんの言葉通り。
梅の季節が終われば、春本番に向けて木々や花々の蕾も日に日に少しずつ膨らみを増し、花を咲かせる準備に本格的に突入します。
モクレンもじきに咲き始め、いよいよ3月中旬以降からは桜の開花も始まりそうですが、こういうご時世だからこそ、自然に目を向け、花や植物の生命力からパワーをいただいてみるのもいかがでしょうか。