こんにちは、広報担当Aです。
9月も明日で終わりですね。
つい先日「8月も終わりですね」なんて言っていたら、もう9月が終わりではないですか。。。(==;;
夏が終わると本当に年末まではあっという間に時が進んでいきますね…。
最近では日没もあっという間で、「秋の日はつるべ落とし」を身に染みて感じています。
さて皆様、以前、このような記事をアップしたことを覚えておりますでしょうか?
今回の記事もヘアドネーションにまつわるものです。
しかも今回は二度目のヘアドネーションをした所員Tのお話です。
前回の記事をアップしたのは2018年1月31日のことでした。
あれから約2年8ヶ月、Tの髪はこんなに長くなりました。
ヘアドネーションに必要な髪の長さとして、フルウィッグ用には原則31cm以上とされています。
一般的に髪の毛の伸びる速さは1ヶ月で1cmとされる中、単純計算で1年で12cm、2年で24cm、2年8ヶ月で32cm… ?c(゚.゚*)エート。。。
おぉ、やはり人間の髪の伸びる速度通りですね!(・∀・)
ヘアドネーションがどういったものかということについては、前回↑のブログを参照にしていただくとして…。
今回も長い髪を小分けの束にして、結び目の位置に沿ってハサミを入れていきます。
ばっさり切り落とした後はこんなに短くなりました。
30cm以上の毛量がなくなったわけですから、そりゃあもう頭が軽くなったことは間違いないでしょう♪(^^)
弊社にはヘアドネーションを2回経験したものがTも含めて2名おります。
私も一度やってみようかと思ったことがあるのですが、あえなく断念しました。
髪を伸ばすということは、ただ単に伸ばせばいいというものでもなく、それに伴い、長期にわたり様々な負担も生じることゆえ、面倒臭がりの私にはお恥ずかしながらそれだけの覚悟が足りなかったからです…。
長い分、髪を洗うのも大変、乾かすのにも時間がかかります。
極力、良い髪質を保つためにもシャンプーやコンディショナーの量も増えます。
首や肩、頭といった上半身に重さがのしかかります。
2年8ヶ月も、これらの時間、労力、コストetc…諸々を抱えなければならないという負担を覚悟し、強い想いを込めて伸ばしたものだけが得ることのできる、ものすごい努力の結晶の賜物です。
そして、このヘアドネーションは今や女性だけの活動ではなく、男性にも支援の輪が広がっているということで、下記の記事をいくつか紹介させていただきます。
これらの記事に共通しているのは、まだまだ幼い小学生の男の子達だということ。
髪を伸ばすことで、心無いからかいの言葉を浴びせられた子もいたようですが、皆に共通しているのはそんな声をも凌駕するような「困っている人の役に立ちたい」という想い。
子供ながらにこれほどの強い意思で活動に取り組んでいた子がこんなに沢山いたことや、髪を切った後の、みんなとても嬉しそうな屈託ない笑顔に私は思いっきり涙腺を刺激されてしまいました…涙
大人になると時間の経過や様々な経過と共に忘れていってしまう、子供だからこそ持つことのできる純粋な思い。
少年たちが身をもって大人の私達に教えてくれている気がします。
彼らが将来、どんな大人になっていくのか、今からその成長がとても楽しみですね♪^^
今や日本もジェンダーレスという言葉があるように、「男だからこうあるべき」「女だからあぁすべき」という一方的な概念を押し付けることはもはやナンセンスとなっている中、男性でもこの活動に取り組んでくれる人が増えることは実に喜ばしいことです。
これからも老若男女問わず、この活動に一人でも多くの人が興味を持ったり活動に参加し、1つでも多くのウィッグが病気で髪を失った人のもとへ届けられますように…。