こんばんは、広報担当Aです。
先々週からの雨続きの悪天候に加え、猛烈な台風21号が過ぎ去ったのも束の間
今度は次の台風22号が発生した模様です…( ゚Д゚)
しかもまた前回同様、沖縄付近でUターンして週末に日本列島へ接近しそうなコースなようで…(´-д-`)
今年は例年に比べ、夏に台風が少なかったせいか、季節外れの秋の台風続きなのは
これもまた地球温暖化の影響なのでしょうか(;´Д`)
さて、昨日10/23(月)、社内防災訓練及び救命救急講習会が行われました。
弊社では年に1回程、防災訓練を行っており、3階のコピー室から
火災が発生したという想定のもとで行われ各々、下の駐車場に避難してきました。
各自、連絡班・救護班・防護班・搬出班・消火班に役割分担し
各々、救急箱や消火器、貴重品といった必須アイテムを持ち出しています。
避難訓練後、リーダーである所員Yから避難時の問題点や総括が行われましたが、
Yが腕に巻いているタオル
これは災害が起きた時に腕にタオルを1本巻きつけておけば、
これで口を押さえたり、濡らしたり、負傷した場合に包帯代わりに傷口をおさえたりと
色々と万能用途があるからとのことで、なるほどガッテン!
防災訓練後には、AEDと人体模型を使っての救命救急講習会が行われました。
自動車教習所や企業内等で救命救急講習会を受けたことがある方もいるかもしれませんが
まだまだ未経験者の方も多いと思います。
Yは救命救急技術に詳しく、非常に長けているのでYの指導の下、
所員それぞれ心臓マッサージとAED操作に分かれて体験をしてみました。
「心臓マッサージは安定感を保つために必ず堅い場所の上で行うこと」
「マッサージの強さは肋骨が折れそうな勢いで大丈夫」
「人工呼吸は気道確保で必ずアゴを上げて、鼻をつまみ息を強く吹き込むこと。
患者さんが伝染性疾患を持ってる場合に備え、感染予防として必ず
マウスピースを噛ませたり、ハンカチやガーゼなど空気が通る布一枚を間に挟んで行うこと」
などなど細かくご指導をいただき、ためになるアドバイスに感心することばかりでした。
AEDが日本で一般的に広まるようになったのは2004年頃のこと。
現在では行政・交通・教育機関やコンビニなど多くの場所に広く設置されています。
日本で普及されるようになってから、多くの場所で誰かの命を救い続けている一方で
せっかくAEDがあっても使い方がわからないなどで手当が遅れ、救えない命があったのも事実です。
自分の周りで咄嗟に誰かが心臓疾患を起こして倒れた時、救急車を呼ぶのは当然の流れとして
救急車が到着するまでに10~15分程、いや、それ以上かかることもあります。
その間、近くにAEDがあるという条件の下で何もせずただ到着を待っているのと、
AEDで事前に応急処置をしているのでは救命率は大きく変わってくると言われています。
出典:日本AED財団
一度でも使用体験がないと、咄嗟の時にAEDを使う選択肢が思い浮かばないものです。
今回こういった体験をしてみることは、私達のように医療資格を持たない一般市民でも
もしかしたら今後、誰かの命を救うことのほんの少しでもお役に立てるかもしれません。
今回は短時間の講習会と体験ではありましたが、所員一人一人にとって、
AEDに対する知識を深めたり、いざという時に使えるようになるための
モチベーションUPに繋がっていけるよう、企業として啓発していきたいと思います。