こんにちは、広報担当Aです。
本日、東京都心の桜の開花発表が気象庁よりありました。
今日は久々の雨でひんやりしているものの、それでもこの3連休の暖かさで
一気に開花が進んだのでしょう。
この様子では来週末には満開になり、花見シーズン突入になりそうです。
春が来るって、何だか嬉しい♪
満開の桜を見ていると、「日本に生まれてよかった~!\(^o^)/」とつくづく思います。
さて、先月にはなりますが、2/28(火)に「小見川認定こども園」の現場見学会が開催されました。
この物件は、平成26年に弊社がプロポーザルで獲得したものであり、
設計・監理を経て竣工に至り、この4月に開園予定です。
幼稚園と保育園の良い機能を一体化した「こども園」。
プロポーザルで掲げた基本内容に沿って、一つ一つ忠実に作り上げて参りました。
香取市内の多方面の地域から通ってくるお母さんとお子さん達のために
駐車場も20台以上、大きく確保してあります。
それでは早速、園の中に入ってみましょう。
コンクリート打ちっぱなしの園舎入口。
かと思いきや、何だか不思議な模様が浮き上がっていますね。
そう、ただのコンクリート壁ではありません。
実はこれ、杉板の型枠の上にコンクリートを打ったものです。
そのため、下の木の模様が浮き上がっているわけですが、無機質な普通のコンクリート壁より
木の模様が入ったものの方が、味わいがあります。
入口から木の味わいがお出迎えしてくれるように、この園舎全体のイメージを一言で表すなら
「木の温もり」という言葉がぴったりなくらい、木があちこちにふんだんに使われています。
室内に使われている木材には、香取市の杉の木を使っています。
まさしく「地産地消(千産千消)」ですね^^
室内のほとんどの部屋には、床にこのような通気口があります。
ここから室内の空気を取り入れ循環させることで、
床下暖房効果を発揮してくれるという、エコな優れモノです。
各教室の間には、トイレも併設されています。
もよおしてもすぐに駆け込めるのは便利ですね。
おもらししてしまっても大丈夫。
オムツに汚物が付いてしまっても、左の汚物流しで洗い流したり
お尻が汚れてしまっても、右のシャワーブースで洗い流せるので清潔感も保てます。
ここでは、0~5歳児まで全部で230人定員としていますが
各クラスは、かわいいキャラやお花を用いて子供達に親しみやすい名前にしています。
室内のあちこちが木と壁紙の白に囲まれているため、
差し色的に原色が入ると目を引くものがあります。
消火栓もカラフル~♪
「消火栓=赤」じゃないといけないという固定概念がありましたが
そうではなくて、カラフルでもいいんですね。
幼少期に多くの色や形に触れるというのは、子供の脳や知育に
とても良い効果があるとされていますが、ここはまさにそれを満たしています。
例えば、体育館に行ってみると…
一見、普通の体育館だけれども、振り向いてみると…
壁にカラフルな○△□の穴と
ボルダリングの足かけが打ち付けてあります!
今、人気のボルダリング。
子供の体力と先を読む力を培うのにいいとされていますね。
階段を伝って上に上がると秘密の屋根裏部屋が!
鉄格子ならぬ木格子越しに見下ろすことができます。
雨が降って外で遊べなくても、ここでなら様々な色や形や体験に触れながら
十分に遊ぶことができます♪
体育館も遊べる十分な広さがありますが、園庭に出てみると…
広~~~っ!
砂場、ブランコ、鉄棒、滑り台、と子供達の大好きな遊具ももちろんあります。
私達が子供の時(もう30年以上も前ですが…^^;;)の幼稚園や保育園の園庭と言えば
猫の額ほどの大きさでしかなく、運動会となると近くの小学校の校庭を借りる、
というケースがよく見られていましたが、これだけの広さがあれば
ここで十分、運動会もイベントもできそうです^^
園庭の隣には、子育て支援センターがあります。
ここでは、色んな親子が気軽に遊んだり交流しながら、お母さん方が持つ
子育てにまつわる不安や悩みを解決するコミュニティースペースです。
つい一人で気を張って子育てを頑張ってしまいがちなお母さん達も
ここに来ることで、心の救いの場になってくれたら嬉しいです。
弊社がプロポで描いた夢の数々が現実の形となった小見川こども園は
この4月に開園し、第1期生となる園児達が続々と入園予定です。
私達が子供の時の幼稚園・保育園は、こんなに色々と手の込んだ作りではなかったので
手前味噌ながら、多くの夢と希望と工夫の詰まったこの場所で学べる園児達が羨ましいです。
その子供達がいつか大きくなって、遠い未来にここを思い出す時、
誰かに自慢したくなったり、誇れるような建物になってくれることを願っています。