こんにちは、広報担当Aです。
先週3/11(土)、2011年の同日に発生した東日本大震災から丸6年目を迎えました。
私も地震が発生したのと同じ14時46分、そっと黙祷を捧げました。
弊社内には、あちこちに様々なカレンダーが貼ってありますが、
このカレンダーは他のものとは少し違います。
このカレンダーは、弊社とお取引のある防水業者様の作成したものですが
3.11の日にこのような記載がされています。
他のどのカレンダーを見てもこのようなことは書かれていませんが、
防水工事は自然災害にも大きく関わる事業であるだけに
「カレンダーを見る度に思い起こしてほしい。忘れないで」
という思いであえてこのように入れたのかもしれません。
阪神大震災で、被災したり影響のあった関西地方や西日本の方々が
20年以上の時が流れても、当時、自分に起きた状況を鮮明に覚えているように
私達、東日本に住む人間もあの日、被災地と自分自身に起こったことは鮮明に覚えていて
一生、忘れないという方は多いと思います。
千葉県(旭市)でも津波被害により14名(+行方不明者2名)の尊い命が奪われましたが
あの日は本当に、立ってられないくらいの揺れに自分の命の危険を感じたくらいでした。
人間はどうしたって時の流れと共に、忘れたり記憶が風化していく生き物です。
ここのところは、緊急地震速報が鳴ることもかなり減りました。
しかし千葉県は、今後も大きな地震が起こる可能性が非常に高い地域と言われているように
こればかりはいつやってくるのか、科学の力をもってしても予測できるものではありません。
人間の都合に関係なく、昼夜問わず突然「天災は忘れた頃にやってくる。」
各自、その時がやってきた時に慌てることのないよう、あの時の恐怖や体験を教訓にして
今一度、防災グッズの準備や災害対策を取るよう心掛けることが大切に思います。
3.11前後だけ、被災地や復興支援・災害対策に思いを馳せるのではなく、
この時期以外にも時折、自分にできるそれらのことを考えて行動してみるのはいかがでしょうか?