こんにちは、広報担当Aです。
昨日12/27(火)、次長Iが設計を担当した銚子消防署の現場見学会が行われました。
玄関を入ると
消防カラーである真っ赤な「CALL119」がお出迎え。
消防=119ということで、外国人の方にもわかりやすいデザインですね。
正面受付のブルーのデザインは放水をイメージしたアーチ状です。
3階建ての建物のまず3階から下りながら見て行きましょう。
3階は事務フロアとして、総務課や講堂など消防に関する部屋が様々あります。
地元消防団の方々のための会議室があったり、
火災や救急関連による市民相談室もあります。
窓から外を眺めると、「銚子消防」の文字が。
これは緊急事態時にもヘリが上空から見つけやすいよう、なおかつ北向きに書かれています。
お次は2階にフロアに移動します。
2階は、仮眠室・更衣室・食堂など消防隊員の方々のためのフロアです。
浴室・脱衣・洗濯スペースが一部屋にまとまっています。
室内は洗濯機・浴槽・シャワールームがそれぞれ2つずつあります。
仮眠室は全部で20室!
消防士さんは24時間勤務のとてもハードなお仕事です。
広めのお部屋で少しでも身体をゆっくり休めてほしいものです。
ちなみに女性隊員用には、女性専用スペースがあり、
脱衣・仮眠・シャワールームなど各々全てがひとまとめになっています。
もちろん男子禁制ですのであしからず!
食堂では、自炊が可能です。
若手隊員が、先輩方のために食事を作ってる光景が目に浮かびます(笑)
お次は1階へと移動します。
1階は火災や救急での出動に即したフロアになっています。
正面受付の隣のこの部屋は、119にかかってきた電話を受ける場所です。
「火災ですか?救急ですか?」と応対してるあのイメージです。
119への要請があると、待機している消防隊員の皆さんは直ちに出動すべく
署内のどの場所にいてもまずはここに駆けつけてきます。
ここは隊員各自の消防服や靴、ヘルメットを保管しているロッカールームで
くるりんぱ!すると
素晴らしい省スペース!
1ヶ所に2人分の収納が可能な優れモノです。
ここで大急ぎで着替えたら、ロッカールームに隣接する消防車・救急車格納庫より出動していきます。
格納庫内に隣接してるのは他にも、
出動から戻ってきた隊員の方々が、付着した血液やその他の汚れを洗浄するための救急消毒室や
消火・救命活動に必要な機材収納庫
濡れた消防服等を乾燥させるための乾燥室
があります。
ちなみに、格納庫から少し離れた1階には、他にも
体力勝負の隊員の皆さんが身体を鍛えるためのトレーニングルーム。
仕事の合間に鍛えれば、スポーツジムいらず?
ここで鍛えるからこそ、重たい放水ホースを持ったり、人を運んだり
ハードな仕事にも耐えられるのでしょう。
格納庫から外に出てみると…
消防隊員の方々の訓練施設があります。
最高20mもの高さから命綱をつたって降りてきたり、
建物と建物の間に張られたロープを横につたって移動したり、
私のような素人なら、どれもこれも恐怖で足がすくんだりすることばかりですが、
消防隊員の皆さんは、出動がない時にも日々、過酷な訓練を積み重ねています。
時に自らの命の危険すら感じたり、目を背けたくなるような光景に出くわすことがあっても
使命を持って取り組み、命を救うべく全力を尽くして下さる姿には頭が下がる思いです。
最後に、署内の各案内板に使われていたワンポイントがありますのでご紹介します。
ということで、銚子消防署内では案内板など各所に灯台のイラストが使われています。
今回の記事で掲載している案内板の写真でもあちこちに使われていますので
まだお気づきでない方がおりましたら、今一度ご確認してみて下さいね。