こんにちは、広報担当Aです。
先週水曜日のことになりますが、当社が大網白里市発注の
「津波避難タワー」公募型プロポーザルにて当選いたしました!
当社にとっては、実に久々のプロポーザル当選。
落選続きだった昨年は打ちひしがれたり、落ち込むことも多々ありました。
しかし、我々は諦めずに何とか仕事を取ろうと、事前に某所の津波避難タワーや
計画地周辺を参考のために視察に足を運んだり、幾度となく検討を重ねてきました
今回のプロポーザル参加メンバーの中には構造の専門家がおり、
その意見が大きく反映されたことの他、
・震災発生後、すぐに被災地に足を運び、惨状を目の当たりにした所員の声
・被災地出身で当時、高校生だった所員が直面した地震と津波の恐怖
が検討に生かされた部分もあります。
そういった皆の英知を集結した結果が、こういった形で評価していただけたことに
大変感謝と喜びの気持ちでいっぱいであります。
東日本大震災発生からもうじき5年が経とうとしています。
誰しもが発生当時の自分の状態は克明に覚えているのにも関わらず、
5年の歳月と共に人々の心からは大震災そのものが風化しがちなのが現状です。
でも、
「天災は忘れた頃にやってくる」
あの未曽有の災害を経験したからこそ、設計できるものや考えられる工夫があるとして、
いつかまた起こりえないとも限らない災害から1人でも多くの命を救うべく、
我々も今後ますます、災害対策に大きく貢献していけたらと思います。